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【20代の時に執筆か】寺山修司・未刊行のミュージカル劇草稿が発見される

13.04/09

劇作家で、演劇実験室「天井桟敷」を主宰していた寺山修司氏(1935~83年)が20代の時に執筆したとみられる未刊行のミュージカル劇の草稿が、東京都内で発見された。7日、毎日新聞が報じた。タイトルは書かれていなかったが、公演日程のメモなどから63年に上演された『青い種は太陽の中にある』の原形とみられている。

記事によると、草稿は、舞台監督で2007年に他界した舞台監督の田中好道氏の事務所(東京都目黒区)に保管されていた。「寺山修司」の名前が印刷された400字詰め原稿用紙で155枚、3幕もので、自筆の署名も遺されている。また、第1幕のみの改訂版草稿(72枚)、自筆の「ミュージカルのためのスケッチ」(14枚)なども同時に発見された。寺山氏の作品のほとんどは出版済みのため新発見は極めてまれで、専門家によると、「寺山演劇の形成過程がうかがえる興味深い資料で、画期的な発見」だという。

◎関連サイト◎
寺山修司:未刊行のミュージカル劇草稿発見 20代で執筆|毎日jp※草稿の画像あり


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