制作ニュース

【この規模の小屋を公共がやってないという制度がおかしい】王子小劇場・玉山悟氏インタビュー(ワンダーランド)

11.12/22

,

小劇場レビューサイト「ワンダーランド」で連載中のインタビューコーナー「芸術創造環境はいま-小劇場の現場から」に王子小劇場代表で芸術監督の玉山悟氏が登場。個性的な運営スタイルで知られる同劇場の立ち上げ経緯から、「劇場法(仮称)」に対する意見までじっくりと語っている。

同インタビューで玉山氏は、客席数100席程度という小規模な劇場である同劇場が、若手カンパニーの発掘と育成のために展開してきた様々な施策を紹介。同時に、厳しい運営状況の実態も赤裸々に語り、「なぜ民間の株式会社が、赤字を出しながら低賃金・長時間労働でキャパ100の劇場をやらなきゃならないんだっていう問題です。だって、劇場って社会資本でしょう。そもそもこの規模の小屋を公共がやってないという日本の制度がおかしいんじゃないですか」と、公共劇場と民間劇場の位置づけに関する問題提起をしている。

およそ1年半にわたり連載されてきた同コーナーは今回で最終回となった。劇場法(仮称)議論や大震災など、これまでにないほど「劇場の在り方」が強く問われた時期に現場の生の声を届けてきた貴重な記事だけに、バックナンバーも含めてあらためて一読することをお勧めしたい。

◎関連サイト◎
連載「芸術創造環境はいま-小劇場の現場から」最終回(第14回)|ワンダーランド

[お知らせ]
舞台制作者のためのメールマガジン[Next-news PLUS+]は、みなさんからの情報を随時募集中です!!


ピックアップ記事

令和5年度「北海道戯曲賞」七坂稲が大賞受賞

Next News for Smartphone

ネビュラエンタープライズのメールマガジン
登録はこちらから!

制作ニュース

ニュースをさがす
トップページ
特集を読む
特集ページ
アフタートーク 
レポートTALK 
制作者のスパイス
連載コラム
地域のシテン
公募を探す
公募情報
情報を掲載したい・問合せ
制作ニュースへの問合せ


チラシ宅配サービス「おちらしさん」お申し込み受付中